自動車サブフレーム・シャシー部品用CNC専用フライス加工機
当社は自動車のリアサブフレームやシャシー部品の量産ラインに最適化されたCNC専用加工機を提供いたします。自動計測補正システムを搭載し、高剛性フライス加工を実現します。フレーム構造体の取付座面や基準面のフライス加工において、高い生産性と加工精度を両立します。
送り軸の制御にはBosch Rexroth(ボッシュ・レックスロス)製 MTX micro CNC装置と純正サーボモーターを採用します。さらにFAGOR製の高精度リニアエンコーダを搭載し、フルクローズドループ制御による正確な位置決めを実現しています。加工座面はPanasonic製 HG1レーザー変位センサ(4基)で常時監視され、測定データはPLCで処理・演算され、要求されるトー角およびキャンバー角に自動補正されます。また、可動部への自動潤滑システムと、加工エリアを清浄に保つ自動切りくず排出装置を標準装備しています。
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主な技術仕様
| 項目 | 仕様 |
| 外形寸法 (L × W × H) | 4050 × 1750 × 1650 mm (チップコンベアを除く) |
| 総消費電力 | 30 kW |
| 電源電圧 | 三相 380 V ±5% (※日本の標準200V環境にはトランスで対応可) |
| 空油圧クランプ力 | > 20 kN (2000 kgf 以上) |
| 左前トー角 | 0.13° ±0.1° |
| 右前トー角 | 0.13° ±0.1° |
| 左キャンバー角 | 1.09° ±0.3° |
| 右キャンバー角 | 1.09° ±0.3° |

主な特長
- 加工前取り代確認: 加工前にワークの残存取り代を自動測定し、必要最小限の切削を実施します。
- 加工後自動検査とトレーサビリティ:加工完了後、端面のキャンバー角およびトー角を自動検査します。検査データは保存され、合格判定を受けた部品にのみマーキングが行われます。
- サーボ駆動による角度調整: フライス加工端面のキャンバー角およびトー角は、サーボモーター制御により±3°の範囲で自動調整が可能です。
- CNCサーボフィード: CNC制御による高精度なサーボ送りにより、加工面に対する切込み位置を高精度かつ容易に設定可能です。
- 優れた切りくず排出性: 25度傾斜テーブルと自動切りくず排出装置の組み合わせにより、切りくずの堆積を防ぎ、加工エリアを常にクリーンに保ちます。

設備構成
- 空油圧クランプシステム
- CNCロータリーテーブル(セルフロック機構付き)
- 自動潤滑システム(リザーバータンク式)
- 高剛性スライドテーブルおよび駆動ユニット
- レーザー変位測定システム
- 自動切りくず排出システム(チップコンベア)
- MTX micro制御システム(サーボドライブ、HMI、漏電保護装置を含む)

適用分野
自動車用リアサブフレームの加工
リアサブフレームは車両の骨格をなす重要な構造部品であり、その加工精度は車両の操縦安定性、安全性、耐久性に直結します。当社のCNC専用加工機は、サブフレームの取付座面やマウント部の精密加工に用いられ、他のシャシー部品との正確な組み付けを保証し、車両組立時の寸法の一貫性を維持します。

